Quality Outreach Heads-up – JLine is now the Default Console Provider

原文はこちら。
The original article was written by David Delabassee (Director, Java Developer Relations, Oracle).
https://inside.java/2023/07/31/quality-heads-up/

OpenJDK Quality Groupは、リリースの全体的な品質向上の手段としてOpenJDK Early Accessビルドを使ってのFOSSプロジェクトのテストを推進しています。

Quality Outreach
https://wiki.openjdk.java.net/display/quality/Quality+Outreach

このHeads upは、関係するプロジェクトに送られる定期的なコミュニケーションの一部です。

JDK 22 is in Rampdown Phase 2 | Annotation Processing Change Heads-up
https://mail.openjdk.org/pipermail/quality-discuss/2023-July/001122.html
https://mail.openjdk.org/pipermail/quality-discuss/2023-July/001123.html

このプログラムの詳細と参加方法については、上記wikiをご覧ください。

JDK 21 & JDK 22: JLine is now the Default Console Provider

JDK 22ではSystem.console()が変更されます。Console APIを使うプログラムの操作性を改善する、編集機能が強化されたConsoleを返すようになります。さらに、標準ストリームを仮想ターミナル(virtual terminal)にリダイレクトもしくは接続する場合、System.console()は今後はConsoleオブジェクトを返すようになります。JDK 22までは、System.console()はこうしたケースではnullを返していました。この変更により、System.console()からの戻り値を確認して、JVMがターミナルに接続されているかどうかをテストしているコードに影響が出る可能性があります。

必要であれば、-Djdk.console=java.baseフラグをつけることで、ターミナルに接続されている場合にのみコンソールを返すという、以前の挙動に戻ります。JDK 22からは、新しいConsole.isTerminal()メソッドを使用して、コンソールがターミナルに接続されているかどうかをテストすることもできます。

詳細情報は、以下をご覧ください。

[JDK-8308591] JLine as the default Console provider
https://bugs.openjdk.org/browse/JDK-8308591

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