原文はこちら。
The original article was written by Juergen Hoeller (Spring Framework project lead, Broadcom).
https://spring.io/blog/2024/10/01/from-spring-framework-6-2-to-7-0
Spring Framework 6.2は2024年11月の一般提供に向けて準備中で、特にコアコンテナとWebサポートに大きな改訂があります。詳細は以下のURLをご覧ください。
What’s New in Spring Framework 6.x
https://github.com/spring-projects/spring-framework/wiki/What’s-New-in-Spring-Framework-6.x#whats-new-in-version-62
このリリースはJDK 17-23とJakarta EE 9-10での使用を想定しています。
同時に、すでに2025年に向けて計画しており、2025年11月のリリースが新しいメジャー世代、Spring Framework 7.0を始まりとなることを発表いたします。ベースラインとして以下を想定しています。
ベースラインをJakarta EE 11(Tomcat 11、Hibernate ORM 7、Hibernate Validator 9)にアップグレードし、今後リリースされるJDK 25 LTSを採用する一方で、より広範なJavaエコシステムと整合性を保つためにJDK 17ベースラインを維持します。Kotlinアプリケーションについては、Spring Framework 7のサポートをKotlin 2をベースに提供する予定です。最後に、nullセーフティ対策は、最近リリースされたJSpecifyアノテーションと収束しつつあります。
GraalVMおよびProject Leydenとの戦略的連携、そしてSpring AOTへの注力も継続します。プログラミングモデルに関しては、スムーズなアップグレードパスを目指しながら、SpringでのJPAおよびJMSサポートの改訂と、時代遅れの機能のいくつかの廃止を期待しています。
Spring Framework 7.0の最初のマイルストーンは、2025年初頭にリリースされる予定です。Spring Boot 3.5 と Spring Cloud 2025.0(2025年5月)は、依然としてSpring Framework 6.2.xをベースとする予定ですが、Spring Boot 4.0とSpring Cloud 2025.1(2025年11月)は、Spring Framework 7.0 GAをベースとする予定です。