このエントリは2025/03/11現在の情報に基づいています。将来の機能追加や変更に伴い、記載事項からの乖離が発生する可能性があります。
問い合わせ
以前書いた以下の記事についてお初の人から問い合わせが届いた。
上記エントリを読んで、Azure API Management (APIM) 、より具体的にはGatewayの監視ができることがわかったが、HTTP 200以外の情報も取得できるようなAPIはないのか?
「ほしがるねぇ」というのが第一印象。上記エントリには、GETで /status-0123456789abcdef を呼び出す、という例が記載されていて、これを使えば、APIMのGatewayが正常に動作していればHTTP 200が返る。これよりももうちょっと細かい情報は取れないのか、ということのよう。
もう一つのAPI
実のところ、もう一つAPIがある(このAPIはドキュメントに記載がない)。GETで /internal-status-0123456789abcdef を呼び出すと、JSONでGatewayの細かい情報を取得できる。以下はDeveloper SKUの例。Developer SKUでは可用性ゾーンの指定をすることはないが、Zone 2でMangaed Gatewayが動作していることがわかる。

Consumption SKUで使えるのか?
Consumption SKUの場合、GET /status-0123456789abcdef は使えず、404が返ってしまう。

しかしながら、GET /internal-status-0123456789abcdef であれば、問題なく応答が返ってくる。
